開発部門、製造部門などが CAD で作成した図面を営業活動やマーケティング戦略に活かしませんか?
経済環境が厳しさを増す昨今、技術者と営業職といった異なる職種間のシームレスな連携や情報共有が求められています。たとえば、これまでは高度な CAD ソフトを習得した人のみが作成していた「テクニカル ドキュメント」を「ビジネス ドキュメント」へと簡単に流用できれば、ビジネス
チャンスが広がるかもしれません。こうした要件を満たすツールが Visio です。
活用例 : Visio は CAD ソフトを導入していないユーザーでも本格的な図面をカンタンに取り込んで利用できます
すべてのユーザーが CAD を使用するためには、高価なソフトウェアやトレーニングが必要で、企業にとっては大きな負担です。Visio なら CAD データの取り込みが簡単にできるため、既存データを活用した図面作成が可能。本格的な図面をビジネスに利用したいユーザーや、コストを削減したい企業にとっては大きなメリットです。
課題
訴求力があり利用価値の高い CAD 図面をすばやく作成したい
- CAD で作成された部品図やレイアウト図を、報告書や提案書作成に使いたい。
- 設計部門が作成した CAD ファイルを、技術マニュアル作成用などに簡単に加工したい。

解決
Visio に CAD ファイルを取り込めば、加工も再利用もカンタン!
- CAD が自分のパソコンにインストールされていなくても、Visio があれば取り込み可能。
- CAD ソフトで作成した図面 (dwg/dxf 形式) は、Visio の図面に挿入するこができます (最新 AutoCAD をご利用の場合は 2000 形式で保存してください)。
- 図形のドラッグ、レイヤやレベルの表示切り替え、図面への赤入れ (図面の内容を確認し、修正やコメントを追加) などさまざまな方法で編集できます。

TIPS
CAD 画面を Visio で編集できるようにするには
挿入された CAD 図面を右クリックし、[CAD 図面オブジェクト] をポイントして、[変換] をクリック。 次に [CAD オブジェクトの変換] ダイアログ ボックスで、変換する CAD オブジェクトが含まれているレイヤのチェック ボックスをオンにします。それから、図面内のレイヤを変換した後で削除または非表示にするか、寸法およびハッチ パターンの変換方法を指定するには、[詳細設定] をクリックします。最後に、[OK] をクリックします。
活用例 2 : CAD 図面を Office 文書と連携させることが可能に工夫しだいで、提案力や営業力の向上につながります
CAD 図面を Office 文書に貼り付けることで、建築・不動産、土木、電子・電気、機械・製造、IT などの幅広い業種で、仕様書や提案書、打ち合わせ用書類、販促書類やチラシ、データシートなどに、インテリジェントな付加価値を実現することができます。
課題
CAD 図面を一から作製するのは、手間と時間のロスが大きい
- CAD 図面は直接 Office 文書に貼り付けできず、既存の図を再利用できない。
- CAD や Visio の図を Excel や Word、PowerPoint などの Office 文書で利用したい。

解決
Visio の図は、他の Office 文書にコピーし再利用できます!
- Visio の図をコピーし、他の Office 文書に貼り付けて図を再利用できます。
- Visio が CAD と他の Office 製品間のデータの橋渡し役になり、CAD 図面を Office 文書で活用できます。
- たとえば、Visio で作成した設計図などが持つデータを Excel で一覧表示したものを、営業担当者が顧客に見せながら商談を進めるといった使い方も可能です。
- 他の Office 文書内に、Visio の図面をリンク貼り付けできます。

TIPS
CAD 画面を Visio で編集できるようにするには
挿入された CAD 図面を右クリックし、[CAD 図面オブジェクト] をポイントして、[変換] をクリック。次に [CAD オブジェクトの変換] ダイアログ ボックスで、変換する CAD オブジェクトが含まれているレイヤのチェック ボックスをオンにします。 それから、図面内のレイヤを変換した後で削除または非表示にするか、寸法およびハッチ パターンの変換方法を指定するには、[詳細設定] をクリックします。 最後に、[OK] をクリックします。